2018-12-04 第197回国会 衆議院 環境委員会 第3号
環境省は、昨年の、二〇一七年三月に取りまとめられた長期戦略に関する報告書、長期低炭素ビジョンによりますと、国内対策を中心に、経済社会システムの変革やカーボンプライシングの導入を提唱するというふうに言われています。
環境省は、昨年の、二〇一七年三月に取りまとめられた長期戦略に関する報告書、長期低炭素ビジョンによりますと、国内対策を中心に、経済社会システムの変革やカーボンプライシングの導入を提唱するというふうに言われています。
パリ協定に基づく長期戦略でございますけれども、こちらにつきましては、昨年の三月に中央環境審議会におきまして長期低炭素ビジョンというものを取りまとめるとともに、本年三月には環境省から長期大幅削減に向けた基本的な考え方を公表するなど、政府部内で検討を進めてきているという状況でございます。
適応と並んで、あるいはそれ以上に何よりも緩和の実現が必要である、このことについては、長期の視点からの対策を検討し、さらに今からその実施をしなければならない、こういうことは昨年三月に中央環境審議会地球環境部会に置かれました長期低炭素ビジョン小委員会で取りまとめました長期低炭素ビジョンに記したとおりでございますので、この点も改めて付け加えさせていただきたいと存じます。
低炭素ビジョンではこのことをやや遠慮がちながら、中期目標は確かに3EプラスSであろうけれども、長期目標がそれであっていいんだろうかと、やはり環境という切り口からしっかり考えるということが必要だということを書いたわけですけれども、そのことがかなり重要ではないかと思います。
○国務大臣(中川雅治君) 今御指摘いただきました、昨年三月に中央環境審議会において取りまとめていただきました長期低炭素ビジョンにおきましては、温室効果ガスの長期大幅削減に向けた基本的な原則や二〇五〇年八〇%削減を実現する社会の絵姿等をお示しいただきました。
ただ、もう既に、その戦略の土台となるものとして、昨年、中央環境審議会に取りまとめていただきました長期低炭素ビジョンというのがございまして、それを踏まえて、このほど環境省で長期大幅削減に向けた基本的考え方を取りまとめております。
我が国についても、昨年、中央環境審議会が長期低炭素ビジョンを取りまとめましたが、その内容はどのようなものであったのかということと、また環境省としてはこの長期低炭素ビジョンを踏まえた上でどのような長期戦略を検討していくのか、その内容と方向性を伺いたいと思います。
まさに今、COP23の御報告の中で述べていただきましたように、まさにその後退はできない、後戻りできない、こういう今の動きではないかなというふうに思っておりますが、この長期低排出発展戦略につきましては、昨年、環境省の方からは長期低炭素ビジョン、経産省の方からは長期地球温暖化対策プラットフォーム、これが示されております。
平成二十九年三月に中央環境審議会地球環境部会において取りまとめられました長期低炭素ビジョンにおきましては、二〇五〇年に温室効果ガスの八〇%削減を実現した絵姿が示されてございます。
昨年三月に中央環境審議会地球環境部会におきまして取りまとめられました長期低炭素ビジョンにおきましては、温室効果ガス排出量の二〇五〇年八〇%削減を実現するためには、まず徹底した省エネ、そして再エネ等の活用による電力の低炭素化の最大限の推進、さらには電化、低炭素燃料への利用転換が対策の柱であるとされてございます。
環境省で取りまとめられました長期低炭素ビジョンにおきましては、二〇五〇年八〇%削減に向けてどのような絵姿が描かれているのか、説明を願います。
その際に特に重要だと思いますのは、環境省が本年三月に策定した長期低炭素ビジョンの中で明確になっていない、低炭素電源の中身の明確化です。 そこには何と書いてあるかというと、二〇五〇年には低炭素電源を九割以上にする、こういうことが書かれているわけなんですけれども、その九割以上になるという低炭素電源とは何ぞやということになると、その内訳が、再生可能エネルギー、CCSつき火力発電、原子力発電。
環境省として本年三月に取りまとめた長期低炭素ビジョンは、今後の大幅削減に向けた基本的な方針等を示した、長期戦略の土台となるものでありまして、主な内容は、今月六日に閣議決定した環境白書に盛り込んでおります。 骨太な長期戦略策定のためには、これに加えて長期大幅削減の実現に至る道筋を示す必要があると考えており、議論を深めるよう事務方に指示をいたしております。
環境省がまとめられました長期低炭素ビジョンにおきまして、カーボンプライシングは、環境問題のみならず、経済社会的課題との同時解決において重要な役割を果たすとされております。また、三月二十二日の参議院環境委員会での質疑におきまして、大臣は、カーボンプライシングは、企業の設備投資や研究開発を誘発するなど新たな投資機会を生み出すと答弁をされました。
○政府参考人(鎌形浩史君) カーボンプライシングにつきましては、今年三月に中央環境審議会地球環境部会において取りまとめました長期低炭素ビジョンにおいて、具体的な検討を深める時期に来ているとされているところでございます。 今後更に中央環境審議会においても議論を深めていくこととしてございますけれども、御指摘のありましたカーボンプライシングのあり方に関する検討会、今月二日に第一回を開催いたしました。
この記載につきましては、中央環境審議会の長期低炭素ビジョンを議論していく過程で指摘されている事項でございまして、長期低炭素ビジョンにも、そういったことで更に具体的な検討を深めるべきと、こういうような指摘を受けているところでございます。
○山本(公)国務大臣 先月、中長期の大幅削減の絵姿を長期低炭素ビジョンとして取りまとめました。これを踏まえて、二〇五〇年大幅削減を見据えて、我が国の豊富な再エネのポテンシャルを活用し、最大限の導入を図るためには、まずは、二〇三〇年に向けて課題の解決のあり方を検討するよう、事務方に指示をいたしました。
大幅削減の長期戦略の検討に向けまして、環境省におきましては三月十六日に長期低炭素ビジョン、経済産業省においては四月七日に長期地球温暖化対策プラットフォーム報告書がそれぞれ取りまとめられました。こういうものを踏まえまして、政府全体としての長期戦略を策定していくということになろうかと思います。
環境省の長期低炭素ビジョンでは、我が国の炭素税について、諸外国の水準と比べて極めて低く、排出削減の経済的インセンティブは極めて小さいと評価をされております。これについて、経済産業省としてはどのようにお考えか、お伺いをいたします。
このような考えの下、環境省としては、長期大幅削減に向けた基本的な方針として、本年三月に長期低炭素ビジョンを取りまとめたところでございます。 御指摘の長期戦略については、こうした点に加えて、伊勢志摩サミットで二〇二〇年の期限に十分先立って策定、提出することにコミットしたことを踏まえまして、関係省庁とも連携しながら検討作業を進めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(山本公一君) 長期低炭素ビジョンでは、カーボンプライシングは、環境問題のみならず、経済社会的課題の同時解決に重要な役割を果たす可能性があると指摘をされております。
そして、一方の環境省にあっては、ことしの二月に長期低炭素ビジョン小委員会で長期低炭素ビジョン素案が示されるというところに至っております。
環境省におきましては、去る三月十六日に、中央環境審議会地球環境部会としての長期低炭素ビジョンの取りまとめをいただいたところでございます。 御指摘の長期戦略についてですが、政府全体での長期戦略の策定ということになります。関係省庁と十分に連携して対応していくことが重要と考えてございます。
次に、長期低炭素ビジョンの中では、今日は資料も配らせていただきました、こういう表現がございます。六十三ページ、資料の四ですけれども、長期低炭素ビジョンの六十三ページに、また、IPCCも、カーボンプライシングは原理的に費用対効果の高い形で緩和を実現できる手法としていると。
他方、長期低炭素ビジョンでは、カーボンプライシングは、環境問題のみならず、経済、社会的課題との同時解決に重要な役割を果たす可能性があると指摘もされております。
○国務大臣(山本公一君) 私は、今回、この長期低炭素ビジョン、長期という言葉に私は注目をいたして指示を出したつもりでございます。つまり、短期的にはいろんな問題があろうかと思いますけれども、長期の低炭素ビジョンという、この国にとってのビジョンというのはいかにあるべきかという観点から議論をしてもらいたいという指示を出したつもりでございます。
○大臣政務官(比嘉奈津美君) 長期低炭素ビジョンの位置付けについてお答えいたします。 パリ協定では、長期の温室効果ガス低排出型発展戦略を制作し、提出することが招請されており、G7伊勢志摩サミット首脳宣言の中では、二〇二〇年の期限に十分に先立って長期低炭素発展戦略を策定し、通報することをコミットしたところでございます。
○政府参考人(鎌形浩史君) 現在検討しております長期低炭素ビジョンにつきましては、将来のビジョンとして方向性を示す、そういうようなものとして議論をしているものでございます。
まず、長期低炭素ビジョンについてお伺いをいたします。 現在、環境省が中央環境審議会、中環審におきまして長期低炭素ビジョンというものを検討されておられます。まずはその位置付けについて御説明をいただきたいと思います。
また、二〇五〇年までに八〇%削減することを目指し、環境省として長期低炭素ビジョンの策定を進め、政府全体での長期低排出発展戦略の策定につなげてまいります。今後の中長期的な排出の大幅な削減と新たな経済成長のための有効な手段の一つであるカーボンプライシングについて検討を進めてまいります。 さらに、温暖化の影響が顕在化しつつある中、適応策についても、国内、国際両面で進めてまいります。
なお、今御質問にございました長期的な流れにつきまして、環境省としては、気候変動対策をきっかけにしたイノベーションを連続的に生み出すことで、大幅削減と経済成長や地方創生等を同時に実現する将来像を示す長期低炭素ビジョンを今月中に取りまとめるところでございます。
また、二〇五〇年八〇%排出削減に向けまして、環境省では、気候変動対策を契機としたイノベーションの創出により経済社会的諸課題の同時解決につなげる等の視点を盛り込んだ長期低炭素ビジョンを今月取りまとめます。これを環境省としての長期大幅削減に向けた基本的な方針とするとともに、長期戦略の策定に取り組んでまいります。
また、二〇五〇年までに八〇%削減することを目指し、環境省として長期低炭素ビジョンの策定を進め、政府全体での長期低排出発展戦略の策定につなげてまいります。今後の中長期的な排出の大幅削減と新たな経済成長のための有効な手段の一つであるカーボンプライシングについて検討を進めてまいります。 さらに、温暖化の影響が顕在化しつつある中、適応策についても、国内、国際両面で進めてまいります。